2011年 03月 04日
【霧吹き】 凧紙の裏面に 霧を吹く 紙貼りは雨もしくは 湿気の多いときに貼ると ベテラン凧師の弁 【しわ伸ばし】 和紙の貼り合せ部分の 皺をとる 和紙の大判を A4の大きさにカットし 再度凧の大きさに 貼り合せる 絵師は皺に成りやすいため 嫌うが 昔から 強度を増すためか? わざわざ貼り合せる 【糊付け】 刷毛で糊を骨に付ける 頭骨・縦骨にしっかり 糊を刷毛で付ける 斜骨には糊付けしない 糊は水で薄め 刷毛で素早く付ける 【頭部仮止め】 頭骨の位置を決め 骨組みを乗せる 頭部の中心と 左右の交点を仮止め (洗濯挟み等で止める) 田原凧は難しいと 凧友は嘆く 骨組みの段階で ほうら(反り)を入れる この部分が一番難儀だ 他の凧では見られない 【尻部より貼る】 尻部の皺の大きさを決め 貼っていく 頭骨から貼る人が多く 皺は尻部に持ってくる 我々は尻部から貼っていく ほうらがあると皺が出る その皺をどこに逃がすか? どこに隠すか? 凧師の腕の見せ所 【隅糸の確認】 隅糸に沿って 糊付けする 最初に隅糸に沿って 紙を折り曲げカットし 糊付けする 隅糸が真っすぐに 成っているか確認する Abebe工房仲間は 尻・頭・横の3辺に 均等に皺を隠す 【頭部を貼る】 尻部の次に頭部を貼る 紙を上部に引っ張りながら 皺、弛みを少しでもなくす 最後に横部分を貼る 隅糸に沿って真っすぐ 左右対称となるよう貼る 四隅のカットした紙は 竹に巻きつけ完成 【仕上がり】 最後に霧を吹き 乾かす 初凧「祝:瑠来」 出来上がり 乾いた段階で ウナリ・糸目を付け 凧師の作業は終わる この状態から 絵師が色付けする ほうら・皺と戦いながら 5月21-22日の 第51回田原凧まつり 本番まで絵師の 作業が続く 青FU鈴木博幸凧師 お疲れ様でした! 「祝:瑠来」ちゃん 色付けの様子も 順次ブログ公開するよ みてね~!!!
by takoaosu
| 2011-03-04 17:17
| 田原凧保存会
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